モバイルコーヒー講座
3.美味しく淹れるには

3-2 ペーパードリップ(カリタ,ハリオ)
コーヒーの量の目安
人数分 ドリッパー 完成量 使う豆の量
カリタ メリタ
1人分 101 01 150ml 14g〜16g
2人分 101 or 102 01 300ml 21g〜24g
3人分 102 02 450ml 28g〜32g
4人分 102 or 103 02 600ml 37g〜42g
5人分 103 03 750ml 44g〜50g

手順
「1」
完成量に合わせて、豆の量を測ります。上記[コーヒーの量の目安]を参照してください。

「2」
コーヒーを淹れる直前に、豆を粉砕します。ペーパードリップの場合、[中挽き]がオススメです。

「3」
フィルターのふちを、しっかりと折ります。

「4」
ドリッパーにフィルターをセットして、先ほど挽いた粉を入れます。トントンと軽くたたいて、表面を平らにならします

「5」
少し下から滴る程度にお湯を注ぎ、そこから30秒ほど蒸らします。

「6」
蒸らし終わったら、お湯を注ぎます。中心から外側、外側から中心へ「の」の字を描くようにお湯を注ぎます。

「7」
予定の量が完成したら、ドリッパーを外してください。

「8」
軽く混ぜて完成です。

補足
・毎回、正しく量を量ることで、何度か淹れる内に、濃度の調整が思いのまま行えるようになります。
・コーヒー豆は10グラム20グラムといった小さな単位で扱うので、0.1〜1gの単位が量れる秤が好ましいです。
・コーヒーを淹れる直前に、豆を粉砕します。ペーパードリップの場合、[中挽き]がオススメです。 粉の状態で扱う場合と、淹れる直前に挽くのでは、圧倒的に風味/鮮度が違います。良い豆を選ぶよりも、まずは豆で扱うようにすると大きくコーヒーが変わります。
・ドリッパーにピッタリとセットできるように折ります。
・フィルターに直接お湯をかけないでください。
・ドリッパーは構造上中心の方が粉が多く、層が厚いです。均一ではなく、中心を多めに注いでください。
・フィルターにお湯がかかると、お湯は粉を通過せずドリッパーの壁を伝って直接落ちてしまいます。
・フィルター内の最後の液体は、雑味が多く、濃度もかなり薄いです。目標の量が完成したら、すべて落としきらず、途中で外します。
・投入開始時と、終了時では、液体の濃度が違うので均一に混ぜます。

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